つい先だって大阪は新今宮に新しいホテル建設を発表し、大阪人の度肝を抜いた星野リゾートですが、既存施設でもさまざまな企画をしかけリピーターをあきさせない努力を続けています。
時間と空間を活かしたその斬新な仕掛けは、従来の「旅館・ホテル」業とは一線を画し、宿での時間にあたらしい付加価値を創出しているといえます。
そんな星野リゾートの企画の一つが、ここに紹介する「アンブレラスカイ2017」です。
軽井沢星野エリアの「ハルニレテラス」では、雨の日でも屋外で楽しめるイベント「アンブレラスカイ2017」を、2017年6月1日~7月13日に開催します。
15のショップが連なるハルニレテラスの街並みを、100本のカラフルな傘で飾り、雨音や傘を通しての雨の風景を、施設内に自然のアートとして彩るという試みです。
3年目となる今年は、雨でもくつろげる「傘のパティオ」や、雨に濡れると足元に模様が浮かび上がる「レイニーキャンバス」など、あらたな仕掛けも登場します。
梅雨空を彩る「傘のアーケード」
アンブレラスカイは、ハルニレテラスの街並みがカラフルな100本の傘で彩られる、今年3年目のイベントです。赤や青、緑など色とりどりの傘が、暗くなりがちな梅雨空を彩り、ハルニレテラスが雨の日でも鮮やかな街並みになります。
雨でも外でくつろげる「傘のパティオ」
晴耕雨読という言葉がありますが、今年新たに登場する「傘のパティオ」は、雨の音や景色を感じながらのんびりと過ごせるスペースです。
大きな傘が設けられた大人2人が座ってもくつろげるスペース。大きな傘の下にはスツールがあり、コーヒーや本を片手に過ごしたり、傘に落ちる雨音に耳を傾けたり、雨の日ならではの過ごし方ができます。
幻想的な雰囲気が広がる「アンブレラライトアップ」
夕暮れ時には傘がライトアップされ、ハルニレテラスの通りが幻想的な空間になります。5店舗あるレストランのテラス席から、ディナーを楽しみながら眺められます。
雨の日だけ模様が浮かび上がる「レイニーキャンバス」
雨が降るとハルニレテラスのデッキに、ハルニレの葉、しずく、音符などをかたどった、たくさんの模様が浮かび上がります。模様が広がった様子は、雨の日にしか見られない景色です。
軽井沢は関西人にも人気のスポット。自然と都会的洗練の調和された街並みは、関西にはない素敵なエリアです。久しぶりに筆者も本を数冊持って行ってみたいなと思います。
概要
■日時:2017年6月1日~7月13日 9:00~21:00
*アンブレラライトアップは毎日 17:00~21:00
■料金:無料
■詳細:http://www.hoshino-area.jp/archives/3096