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秋バテを癒やす、旬のハッピーフードを!

秋の始まりが疲れやすいのは…。

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すっかり秋らしくなってきた今日この頃。過ごしやすい気温になってきたはずなのに「だるい」「疲れが残りやすい」「気分が落ち込む」などなど、何となく…の不調を感じていませんか?

最近では、「秋バテ」という言葉も良く聞かれるようになりました。今回は、asita.ba初の「食べて健康」企画。秋バテの原因と、秋バテを解消する旬の食べ物をご紹介します。

 

どうして「秋バテ」になるの?

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夏の間は、日中の強い日差しに熱帯夜と、暑さからくる体力の消耗に加えて、ビールなどの冷たい飲み物を飲むことも多く胃腸も弱りがち。その「ぐったり状態」が癒やされないまま、秋になって追い打ちをかけるのが「朝と夜の冷え込み」です。

急激な温度差を繰り返し感じると、徐々に自律神経の働きが乱れがちになると言われています。

自律神経が乱れてくると、以下のような不調が現れることがあるようです。

◎疲労感

◎だるさ

◎めまい

◎不眠

◎気分が落ち込む…など

さて、自律神経のバランスを整えるために必要なのが「セロトニン(脳内神経伝達物質)」という物質です。そして、このセロトニンを増やすのに欠かせないのが、「日光」なのです。

秋は急激に日照時間が短くなるため、自律神経を整えるセロトニンが不足しやすい季節だとも言えます。

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セロトニンは、ほかにどんな働きがあるの?

セロトニンについては、近頃は「幸せホルモン」として紹介されることも多いので、名前を聞いたことがある方も多いのではないでしょうか。幸せホルモンと呼ばれるのは、心の安定のためにも働いてくれる大切なホルモンで、不足すると気分の落ち込みや不眠などの症状が起こりやすいと言われるためです。つまり、「幸福」をしっかり感じられる健康な心を保ちたいなら、セロトニンは不可欠なのです

セロトニンの働きには以下のようなものがあると言われます。

◎自律神経をコントロールする

◎気持ちを安定させる

◎ストレスに対抗する

◎体内時計を調整知る

◎睡眠ホルモン「メラトニン」の生成に必要

自律神経を整えたい方だけでなく、「秋のせいか、ちょっとセンチメンタルになってるなぁ」と気分がダウン気味な方も、セロトニンを増やしましょう!

 

秋を元気に過ごすなら旬の「ハッピーフード」!

セロトニンは、人の体内で作られるので、直接食べ物で補うことはできません。ですが、セロトニンの分泌量を増やす栄養素があります!

それは、アミノ酸の一種「トリプトファン」と「ビタミンB6」

そして、セロトニンを増やしてくれる秋の旬素材(名付けてハッピーフード)は…ズバリ、「戻り鰹」

鰹には「トリプトファン」だけでなく「ビタミンB6」も豊富。しかも、鰹に含まれている「アンセリン」というアミノ酸には、疲労回復の働きがあるそうです。

まさに今が旬!脂がのった「戻り鰹」で、秋バテも気持ちの落ち込みもノックアウトしましょう。

たとえばこんなメニューがあります。

 

和バルサミコソースで刺身カルパッチョ

やみつき♡カツオの竜田揚げ

(いずれもリンク先はクックパッド)

 

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また、同じく「トリプトファン」と「ビタミンB6」が豊富な食べ物として、バナナがあげられます。バナナなら、時間がない時の朝食としてもサッと食べられますね。

その他、自律神経のバランスを整えるには「入浴」も効果的。夏の延長でシャワーで済ませていた方も、そろそろゆったり湯船につかる入浴に切り替えましょう。

 

疲労感を克服して、「芸術の秋」や「スポーツの秋」「行楽の秋」と、あれこれ元気に秋を満喫したいですね。

※「何をやっても疲れがとれない」「疲労感が長引く」場合は、陰に病気が隠れているかもしれません。早めの受診をおすすめします。

取材・文:引本 由起