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2017年版「住みたい田舎」ランキング発表!鳥取県鳥取市が総合部門 初の1位!

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本webでは、以前にも移住をテーマとした記事を掲載いたしました。仕事に余裕が出て、暮らす環境をより自然に近いところで送りたいとか、住居をより広い場所で過ごしたい、会社勤めではなく、地域の中で顔の見える関係で働きながら暮らしたい…など、中高年の移住ニーズは様々でしょうが、移住・Uターン・Iターンは、なにも中高年だけに限ったことではないようです。

株式会社宝島社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:蓮見清一)から発行の月刊誌『田舎暮らしの本』では、2016年12月29日(木)発売の2月号で、「2017年版 住みたい田舎ベストランキング」を発表しています。

「住みたい田舎ベストランキング」は、2012 年からスタート。定住促進に積極的な市町村を対象に10ジャンル82項目の総合アンケートと、若者世代・子育て世代・シニア世代の世代別に住みやすさを測る79 項目のアンケートを実施し、数値化しています。

その結果が面白いので、ここに紹介いたします。

 

【総合部門】では、鳥取県鳥取市が1 位を獲得。

tottori写真は鳥取市の移住体験紹介サイト「すごい!鳥取市ワーホリ!」

自然が豊かで暮らしやすく、幅広い世代を応援する施策が充実していることから、昨年の9位から一気に順位を上げ初の1位となりました。筆者の個人的感想としても、鳥取は古代の里の一つであり、また夏・冬と日本海の幸が豊かで、さらに温泉など保養にも最適というおすすめの場所です。また大阪や京都に比べ圧倒的に土地・建物も安く、大阪・京都・神戸にも長距離バスですぐに戻れる、というのも便利ですよね。

 

【若者世代部門】【子育て世代部門】では、栃木県栃木市が1位を獲得し、2冠を達成。

 

tochigi写真は栃木市webサイトより

幼稚園・保育園から高校まで学校も多く、子育て世代には安心感が強く、情報を発信する若者も集まりはじめました。東京生活圏である関東エリアというのも人気の理由の一つかもしれません。

 

【シニア世代部門】では、「2013 年版 住みたい田舎ランキング」初代1位に輝いた大分県豊後高田市が1位を獲得。

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おためし移住、空き家バンクの充実など行き届いた移住・定住支援策もあり、世代を問わない人気を集めつつ、とくに昭和な街並みと自然でシニア世代の移住者が29人と多く、1位を獲得しました。

そのほかにもランキングを画像化して紹介させていただきました。

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健康寿命がどんどん高くなり、60代はまだまだかつての中年という状況。会社一辺倒でしがみつくのではなく、皆さんもセカンドライフのあり方を考える上で参考にしていただければと思います。

 

資料 宝島社『田舎暮らしの本』2月号、「2017年版 住みたい田舎ベストランキング」より

『田舎暮らしの本』は、1987年に創刊した“日本で唯一”の田舎暮らし月刊誌です。全国各地の物件情報や、田舎暮らしに必要なハウツーを紹介。お仕事情報など、実際の移住者レポートを交え、田舎暮らしに役立つ具体的な情報を発信しています。『田舎暮らしの本』本誌では、総合部門51位、若者世代部門25位、子育て世代部門19位、シニア世代部門20位までのランキングを紹介しています。