ビールのプロモーションと言えば、キレがどうだとかを感じさせたり、料理との相性や、飲むシーンの提案、まあそれらにまつわるいろんなプレミアム・キャンペーンというところが思いつく。
それはそれでビールファンにはありがたいし、結構欲しいプレミアムなんかもあったりするよね(一昔前に某社がやった家庭用ビールサーバーは欲しかったなあ)。
さてそんな業界ですが、広告上手といわれ、80年代には『広告をやりたいから入社したい』と言う人も多かったサントリーが、従来のビールマーケティングを脱したあたらしい試みを行っています。
それが「俺鉄 by The MALT’S」です。
この「俺鉄 by The MALT’S」は、特設サイトから専用のアプリをダウンロードすると、山手線や新幹線のN700系車両などを、自分の家の食卓などに走らせることができるというAR(拡張現実)アプリ。
スマホカメラや録画機能を駆使してビールを楽しみながら遊べる、なかなかに男子の心をくすぐる仕掛けだ。
さらに月刊鉄道ファンが監修と言うのも、ちゃんとしてるよねえ!
実際の仕様は下記のサイトを見てもらうのが早いので、ぜひ見ていただきたい(下記画像からサイトにとべます)。
もちろん販促の一環ですから、お気に入りの電車をゲットするには、モルツを買わないとだめなんですが、アプリダウンロード(無料)の段階で、山手線はゲットできますから、ひとまずは無料で体験できます。
なおこのキャンペーンは5月31日までの期間限定。早目に楽しまなきゃ損ですね。
そして、この「俺鉄 by The MALT’S」に続いて登場したのが、「ザ・モルツ 俺鉄の旅 〜食卓絶景〜」というムービーです。
このプロモーション・ムービーは、アプリを通じて楽しめる「車両が食卓を駆け抜ける様子」を伝えるムービーで、「お野菜の森」、「流しそうめんの滝」、「鶏唐マウンテン」など、大自然の風景に見立てた食材が並ぶ食卓の上を、山手線や500系新幹線などが駆け抜けていくというもの。食材でつくられた雄大な自然の中を駆け抜ける、とってもファンタジーな出来栄えです。
下記画像から見ていただくことができます(ムービーはあくまでイメージであり、実際のアプリの内容とは異なります)。
内容は
■205系(山手線)が駆け抜ける「お野菜の森」
■E6系(秋田新幹線)が駆け抜ける「ミート・キャニオン」
■近鉄50000系(しまかぜ)とキハ283系(スーパーおおぞら)が駆け抜ける「流しそうめんの滝」
■500系(山陽新幹線)が駆け抜ける「鶏唐マウンテン」
関西でも話題の近鉄特急「しまかぜ」などが登場するのもうれしいですよね。
というわけで、鉄道ブームな昨今ですが、これでますます、電車の旅に行きたくなっちゃったなあ。サントリーさん、リアル鉄道を楽しみながらビールも美味しい!てな仕掛けもお願いします!