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夫婦の年末年始:夫婦間でもめ事をさける方法

年末年始は夫婦げんかが増える!

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みなさん、クリスマスはいかがでしたか?

さて、毎年クリスマスが終わると、あと数日で、冬休みという方が多いことでしょう。

ところで、少し振り返るに、昨年、そして一昨年と、この年末年始を夫婦仲良く過ごせましたか?実はこの時期は夫婦げんかの多い時期でもあるのです。それはどうしてなのでしょうか?

 

 

年末進行の仕事のピークからの解放感が、危機の第一歩

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別に今に始まったことではありませんが、この時期「年内に」という、仕事に追われている方も多いと思います。年が明けてからでもそんなにたいして違いはないのに…とも思うのですが、実際周りの企業が休みますから、物理的に、なんとかこの二、三日で片付けないといけないというケースもあるでしょう。

いずれにしても、そういう一年最後の追い込みが終わって、ほっと一息の冬休み。自宅に帰って、しばらくのんびりしたいなというのが、働く「夫側」の気持ちだと思います。

しかし(働いていようが、在宅であろうが)妻の方からすると、この時期家事予定がいっぱいです。

ごみの収集日も決まっています。

大掃除もしなくてはいけません。

お正月のお料理の準備もあるでしょう。

年賀状の準備、親戚や両親への訪問や来訪への準備、お年玉の新券準備…などなど。

さらに夫側の実家に挨拶に行かなくてはという方の場合、妻側はいくら仲良くしてらっしゃるご実家でも、それなりに気を使われるのが普通です。

 

つまり、この時期、夫側の「やっとおわった。すこしのんびり」は、最も妻側とギャップを生む危険因子なのですね。

 

もうひとつこの時期特有の危険因子

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さて、上に触れた要因以外に、この時期特有のもうひとつの危険因子があります。

それは「不倫」または「婚外恋愛(プラトニックを称します)」のご夫婦の場合です。

どちらが、というわけではなく、ご夫婦で過ごす時間が長くなりますから、婚外の相手には、普段の用に連絡が取りづらくなります。そして、なんとなく、一人でスマホや携帯をチェックする時間を作りがちです。その態度が、相手に不自然さを感じさせ、ばれてしまうケースが多いのです。

ここでは不倫や婚外恋愛の是非は語りませんが、いずれにしてもそういう態度は、最も危険な因子だと指摘しておきましょう。

 

では対処方法は?

というわけで(不倫・婚外恋愛の危険因子は別とすると)、この時期の夫婦喧嘩の理由は、結構明確です。ということは、そういう「精神的ギャップ」を感じさせないよう、妻側に寄り添うしかないのです(だって、やらなければいけない家事はあるのですからね)。

そこで次の3つをご提案します。

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①家事の年末進行計画を、夫側から提案しましょう。

どうせしなくてはいけない、いろんな用事。それを放っておいては、ギャップを生むだけですから、夫側から「年末年始のやらないといけないこと、相談しない?」と持ちかけてはどうでしょう?

「そんな気持ちがあるんだ!」と、まずはそれだけで、喜んでくれるでしょう。

二人で相談することで、どうせ夫側にふられやすい「窓ふき」「換気扇」掃除などを、言われたから、「いやいやする」から「やらねばいけない」の覚悟ができますから、気持ちも楽なはずですよ。

また課題が明確になりますから、さっさとやってさっさと休憩に!も可能になりますよね。

②達成記念の打ち上げを設定しましょう。

ふたりの分担を同じ日に終わるようにして、打ち上げ日を作りましょう!大みそかや、元旦はもちろんですが、できれば、その前でも後でも、別日に互いへのご褒美として設定したいところです。

お財布の範囲で、二人で食事でも、一緒に普段と違う場所への初もうででも、いいのではないでしょうか?

③ON/OFFを明確にしましょう。

上と関連しますが、ずっとなにか家の用事をしているのは結構大変です。特に普段なれていない方はなおさら。そこで日程の中でのOFF日(先ほどの打ち上げなど)もいいのですが、1日の中でのON/OFFタイムの設定もいいかもしれません。2時までにこれを片づけて、2時から3時まではコーヒータイムとか。それを告知しておけば、お互いにサボっているとは思われませんし、できれば、そのOFF TIMEも同じ時間に設定できればベストでしょう。

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というわけで、年末年始に起こりやすい夫婦喧嘩を避けるためのコツをご紹介しました。

今年最後のこの時期も仲良くお過ごしくださいね。

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