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おとなのホテル:新設ホテル続々の大阪で、新コンセプトのデザイナーズホテル「ホテル ザ グランデ心斎橋」が、おもしろい。

デザイナーズホテル「ホテル ザ グランデ心斎橋」は注目。

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インバウンドブームで沸く大阪だが、東京オリンピックまでは確実に続くといわれるこのブームを当て込んでホテル建設、民泊特区など、宿泊施設の話題に事欠かない昨今ですが、地元心斎橋に本社を抱える有限会社BLUE BOX のデザイナーズホテル「ホテル ザ グランデ心斎橋」は注目。

すでに11月29日にグランドオープンしたこのホテル、とくにプラントハンター・西畠清順氏や書道家・武田双雲氏とコラボしたコンセプトルームがユニークです。

写真のホテルロビーは武田双雲氏による迫力のある作品が和モダンな印象を与えてくれ、このホテルのユニークさをレセプションで表現しています。

 

プラントハンター・西畠清順氏プロデュースによるコンセプトルーム

稀少な植物目指して世界中を巡るプラントハンターとして有名な「そら植物園」の西畠清順氏がプロデュースしたコンセプトルーム『着生床』は711号室。

『グリーンが溢れる癒しの部屋』というのがコンセプトですが、部屋の壁面四方がすべて着生植物などで覆われているという、まれにみる部屋。部屋の中で森林浴や瞑想の世界に入れそうです。

sub11壁面四方が本物の植物で覆われている西畠清順氏のコンセプトルーム(711号室)。

sub12バリ島ウブドの「アコウ」の木がそびえ立つ。

 

同じく西畠氏のもう一つのコンセプトルーム『只楽』(812号室)は、「ひたすらシンプルに時を楽しむ様」を意味する禅語をテーマに、西畠流の枯山水が、シンボリックに部屋全体をデザインしています。

書道家・青柳美扇氏による作品も展示され、和風なインスタレーション的世界観を堪能することができます。

sub13812号室の枯山水にはオーストラリア・タスマニア島の『ディクソニア』の木を配置。

またバスルームには七色に光る浴槽を設置しており、ゆっくりと、魂を解放することができそうです。

sub14812号室には、浴槽そのものが七色に光る『HOTARU』を設置。

 

書道家・武田双雲氏によるコンセプトルーム

 コンセプトルーム『漆黒』(614号室)は、その名の通り黒を基調した部屋で、焼き杉の黒い板や黒皮鉄板を使用するなど、こった素材で世界観を演出。もちろん、壁には書道家・武田双雲氏の世界に一つしかない作品を展示しています。

sub15武田双雲氏による作品『櫻』を鑑賞することができるコンセプトルーム(614号室)。

 

他にも、トレンディなデザインルームが!

全45室が異なるデザインになっている、このホテルは、「Element of Nature & Chic Oasis」をコンセプトに、自然の要素(火・水・土・光・空・植物・月・太陽etc…)を各客室に落とし込み、大阪ミナミエリアでは類を見ないホテルです。

たとえば、「海」をコンセプトにした713号室は、部屋の中に大型水槽をあしらい、部屋の照明を落とせば、水の中にいる気分になれることでしょう。

sub17大型水槽が印象的なスイートルーム(713号室)。

 

スイートルーム813号室のコンセプトは「月見」。

アウトドアライクで、木の優しさに包まれる空間です。

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また、612号室は「Peace of the Earth」。壁一面のアメジストと天井の照明が、『隕石』をイメージさせるようデザインされています。

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意外にリーズナブルな価格設定。

現在オープンキャンペーンでもあるため、アーティストルームも一人8000円台からの価格設定で、告知されています(12.18現在)。

高層のシティホテルで過ごすのもいいですが、年末年始、こんなホテルで過ごすのも楽しいかもしれません。もちろん普通のシングルルームも用意されています。

 

[施設概要]
施設名: HOTEL THE Grandee(ホテル ザ グランデ)
公式ホームページ: http://www.thegrandee.co.jp/
所在地: 〒542-0083 大阪府大阪市中央区東心斎橋1-6-28
アクセス: 地下鉄心斎橋駅6番出口より徒歩5分
地下鉄長堀橋駅7番出口より徒歩2分
予約は公式サイトから。